作業療法の紹介

作業療法は作業活動を治療の手段として使用するところに特徴があります。作業活動をすることで病気を回復しようという治療法です。
精神疾患により生じる生活上の様々な困難に対し、自分らしい生活が送れるよう、主治医の指示に基づき援助を行います。一人一人の病気の回復と目標にあわせて、計画を立てて行います。

作業療法での作業活動

「作業」には人が日々の生活に必要なあらゆる活動…仕事・日常生活・社会生活・遊び・余暇・創作活動など…が含まれます。この作業活動を治療に活用し、それらは実際に生活する上で、直接に活かしていくことができます。

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作業療法の位置づけ

作業療法の週間プログラム

AM 南館 趣味
南館病棟
合同OT
E1・E2
ふれあい
S6
クラフト
東館病棟
合同OT
東館 テーブルゲーム
E2
体操
E2
ヘルシー
E2
コーラス
E1
E3病棟OT
各病棟 散歩
E1
S4病棟OT 体操
E1
S5病棟OT リラクゼーション
S4
PM 南館 軽スポーツ
S3・S6
カラオケ
E1・E2
スポーツ
E1・E3・S4・S5
趣味
車いすの方
スポーツ
E2・E3
東館 カラオケ
E3
生活グループ
E3
散歩
E1
シアター
E2
カラオケ
E1
各病棟 体操
E1
ふれあい
S3・S6
ふれあい
S3
ヘルシー
E3
S5病棟OT

プログラム案内

  • 趣味・クラフト:知的活動や制作を通じて気持ちを静めたり、まとまりのある行動をとる練習をしたりします。

  • ふれあい:認知症の方を対象としたプログラムで、昔の遊びや出来事を思い出し体験して頂くことで周辺症状の軽減を図ります。

  • ヘルシー:ヨガ、空手、太極拳、リズム体操、などを取り入れながらストレッチ、筋力トレーニングを中心に体力アップを狙っております。

  • 散歩:屋外を散歩し日光浴をすることで一日のリズムを整えたり、季節感を得たりしながら気分転換を図ります。

生活グループ

テーマ:『昨日よりもちょっといい明日を目指す』
生活の中で自分の得意なことや苦手なことをみつけ、グループメンバーとともに改善策を考えていきます。
自分の生活のしづらさをグループの知恵を借りて改善することを目指しています。

スポーツ

ゲートボール / 卓球 / ボウリング / 風船バレー / 輪投げ / ラインクッブ

運動を通じて心身のリフレッシュを図ったり、入院生活でのメリハリをつけたりします。
また、チームやペアで行うことでコミュニケーションの機会にしたり、仲間づくりの助けとなる機会を提供しています。

軽スポーツ

風船バレー / ボウリング / 輪投げ / ラインクッブ / ゲートパス など

室内でできる体を動かす軽スポーツです。ペアやチームで行うことで、交流の機会を作り、協力して行う作業を体験します。

趣味の時間

内容:絵画(塗り絵・描画・自由画など)・習字(ペン習字・書写など)・知的活動(計算・書き取り・パズルなど)・手工芸(刺し子・マスコット人形・刺繍・簡易編み物・棒、かぎ編み物・ちぎり絵・ビーズ細工・革細工 リサイクルマットなど)

病棟OT

病棟ごとにOTが出むいて、体操・ゲームをしたり、季節の歌や作品作りをし、楽しい時間を提供いたします。

作業療法の年間スケジュール(2018年版)

 東精協町田推進会院内行事
1月    新年レク
2月    節分
3月 音楽会芸術の集い ひな祭り
4月   花見
5月    
6月    のど自慢
7月   カラオケ大会 七夕祭り
8月    スイカ割り
9月   卓球大会  
10月    収穫祭
11月  ゲーム大会 病棟レク
12月   クリスマス会

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