理学療法室
理学療法室では理学療法士が、脳血管疾患や骨折後などの整形疾患、及び内科疾患(廃用症候群)などの患者様に対して、主治医の指示のもと1対1での個別訓練を実施しております。
理学療法室は、広々としており、訓練に必要な器具、設備を備えております。理学療法をご希望される方は主治医にご相談してください。
特色・方針
移動・身の回りの動作などの障害に対して、失われた機能の回復を促すとともに、患者さまがどのような生活を過ごしたいかに注目し、社会復帰が出来るように援助しております。
主なリハビリ対象疾患
<例>①脳血管疾患リハ(20%)
脳梗塞後 脳出血後、頭部外傷後、脊髄損傷、
パーキンソン病、その他神経筋疾患など
②運動器リハ(60%)
大腿骨頸部骨折、上腕骨骨折、変形性股・膝関節症
運動器不安定症など
③廃用症候群リハ(20%)
長期臥床、肺炎後、手術後などの廃用症候群
※急性期リハ10% 回復期リハ30% 維持期リハ50% 終末期リハ10%
活動内容
患者様の身体状況に合わせて、個々のプログラムを作成して、廃用予防訓練や基本動作訓練、歩行訓練などを理学療法室や病棟、屋外などで行っております。
1回あたり20分~40分です。
病気の発症が間もない方は60分前後行うこともあります。
訓練頻度は1週間に2~5回行います。訓練期間は3か月です。身体状況によっては継続して行います。
廃用症候群予防訓練
ケガや病気が原因で寝たままの状態が続くことによって、筋力が弱まり、関節が固くなる等の心身の機能低下を「廃用症候群」と呼びます。
廃用症候群の予防には、日頃行う運動が有効ですので、患者様と定期的に運動を行っております。
基本動作訓練
日常で行う基本動作の回復や障害の予防を目的としています。
寝起き、起き上がり、ベット上の移動、座る、立ち上がるなどの動作や、車いす、歩行の移動など日常生活に必要な動作を生活背景を想定しながら、患者さまにあった方法で練習を行っております。
歩行訓練
ご自身で歩けるということを目標に、おひとりでは歩行が困難な時期から訓練を行います。
歩行の準備訓練を行い、歩行訓練は、平行棒内歩行訓練、平地歩行訓練、階段昇降訓練と進めていきます。
リハビリの様子
沿革及び施設基準
平成 | 27年 | 9月 | 理学療法室 開設 |
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27年 | 10月 | リハビリテーション施設基準 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅲ) 運動器リハビリテーション料(Ⅲ) 呼吸器リハビリテーション料(Ⅱ) |
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28年 | 4月 | 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅲ) | |
29年 | 11月 | 南館の完成に伴い理学療法室を移転 | |
30年 | 6月 | 理学療法室(スタッフルーム)の移転 | |
30年 | 8月 | 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ) 運動器リハビリテーション料(Ⅱ) 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ) |
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30年 | 9月 | 運動器リハビリテーション料(Ⅰ) |